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聴講枠 Free
FCFS
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Description
趣旨
21世紀もすでに20年目となり、重力波の直接測定、ブラックホールの撮影、量子コンピューターの理論と実装の進展、ホログラフィー原理や弦理論などの理論物理の発展、さらには機械学習の台頭など、現代は物理学と情報理論がクロスオーバーして発展する興味深い時代となっています。
この会は、このような複合的な領域にわたるトピックを扱ったテキストを毎週決まった時間にオンライン(Skypeを使用)で読み進めていく会です。毎回の発表は主催者(gm3d2)と協力してくださる方々でローテーションを組んで行います。一般の参加者の方は基本的には聞くだけでよく、適宜質問などもしていただいて構いません。今の予定では主催者もあまり準備に時間をかけるつもりはないので、周到に準備された講義のようなものとは程遠くなると思いますが、それでもメリットがあると感じられる方はどうぞご参加ください。読み終えるまでにおよそ一年程度はかかると思われるので、気の短い方には向きません。
(*発表を分担してくださる方は随時募集していますので、Skypeのチャットやツイッター(@gm3d2)などで声をかけてください)
テキスト
SGCサイエンスライブラリ 149 堀田昌寛 量子情報と時空の物理 第2版 (https://www.saiensu.co.jp/search/?isbn=4910054700596&y=2019)
各自で購入してください。
テキストに関する注意
間違って旧版を購入しないよう注意してください。オンライン書店で品切れになっていても直接サイエンス社に注文すれば入手できるでしょう。
この本は量子力学自体は一から説明されているわけではないので、何か他のテキストで量子力学の基礎は一度学んでいることが望ましく、またブラケットによる計算もあまり戸惑うことなく理解できる程度に習熟していないと内容の理解以前の段階で躓いてしまうかもしれません。
今回の範囲
p. 167 (9.19)式 から
今後の担当(予定)
2.3 KanSakamoto
3.1 - 3.2 gm3d2
3.3 - 3.5 Katsu Ryo
4.1 - 4.3 Sehara Takaaki
4.4 - 4.7 gm3d2
4.8 - 4.10 Katsu Ryo
5.1 - 5.4 Sehara Takaaki
6.1 - 6.6 gm3d2
7.1-7.6 Katsu Ryo
8.1-8.3 Sehara Takaaki
9.1-9.6 gm3d2
参加方法
Skypeをインストールして、次のリンクからSkypeのグループに参加してください。
当日のトラブルを避けるため、事前に接続をテストしておいてください。接続はいつでもできますが、時間外は見ている人はいないかもしれません。その場合でもチャットメッセージは残せますので質問などはそちらでしていただいても結構です。
進め方
毎回時間になったら担当者がSkypeでグループ通話を開始しますので、呼び出しが来たらそれに参加していただければ結構です。数式の計算などは、無料のホワイトボードサービスを利用します。これはSkypeのチャットの方で開始時に案内します。
基本的には毎回担当者が読み進め、必要に応じて計算や補足を行いますので、参加者は聞いていただくだけで構いません。疑問点があれば適宜質問していただいて結構です。(質問のとき以外は、生活音が入ったりするので基本的にSkypeの機能でマイクをミュートにしておくことをおすすめします)
この会については、発表者があまり多くの予習時間を確保するのが困難なため、その場で書かれていることを理解し、計算もチェックするということが多くなると思います。運が悪いとその場で詰まってほとんど進まず終わるということがあるかもしれません。そのような場合、助け船を出していただけると大変ありがたいです。
毎回おおむね開始時刻から一時間半を予定しています。
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