イベントの説明
近年物理学の進展はめざましく、ついに標準理論最後のピースであるヒッグス粒子の存在が確認されたのは記憶に新しいところです。しかし理論物理学者はそれにあきたらず、超弦理論をはじめとしたさらなる統一理論を追求しています。 また、情報処理の世界では、量子力学の効果を直接に利用する量子コンピュータが実現に近づいてきています。
しかしこういった輝かしい進展についての解説記事を読んでも、結局言葉だけではだまされたような気持ちで終わってしまうのではないでしょうか。
この勉強会では、上のような現代物理の成果を理解するために必要となる道筋を、古典力学から始めて、理論物理学者が実際に道具立てとして用いる形で、最低限必要となる数式を逃げずに理解していくことを目指します。
古典力学から始めて、目標としては、相対論、量子力学と進むことを考えています。
当面は講師(gm3d2)がホワイトボードで数式を書きながら進めていき、参加者が分からないところを随時質問する形で進めます。
合成関数の微分、部分積分といった数学のテクニックはどんどん使いますが、皆さんの顔を見てあまりに大きな？マークが浮かんでいるようならそれらについても必要に応じて説明していくことにします。
第7回の内容（予定）
- 3章 正準形式の理論
- 3章 演習問題
3章は2章で出てきたHamilton形式の議論の一般化ですが、よく見ると本文はかなり短く、一回で終わると思います。演習問題は具体例と言うより本文の延長の理論的なものが多いので、私の方で説明しながら進める形で行こうかと思います。
開催間隔
隔週開催です。
参加費用
初回・学生さんは無料です。
それ以外の方は会場代として500円のご負担をお願いします。
【注】 登録の際に選択する参加枠が別々になっています。
その他
勉強会のGoogleグループ
テキスト（会場に3冊あります）
USTREAM（実況中継を予定、過去の動画も公開中）
量子力学と関連して、量子コンピュータの勉強会が開催されています。
この会場で開催される他の勉強会については以下をご参照ください。
タイトル画像の著作権表示
- CERN-EX-9710002 © 1997 CERN (License: CC-BY-SA-4.0)
発表者
フィード
2014/10/16 14:26
勉強会での指摘を受けてスライド資料の間違いを修正しました。
2014/10/14 21:25
MathJSじゃない、MathJaxでしたかな…これ系のテクノロジーは名前が似すぎではありませんか
2014/10/14 18:06
しかしフォント情報の問題かodp版では式の位置がずれるので、見るのはpdf版がよいでしょう。
2014/10/14 17:56
七誌さんがMathJSについて言及しているのを見てTeXの式が取れた方がいいのかと思い、SlideShareにはodpとpdf両方をアップロードしました
2014/10/14 17:53
2014/10/02 07:15
池袋物理学勉強会(7) を公開しました！
7shi
gm3d2
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